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2008*07*31 Thu
23:12

ネタを考えよう。いやその前に絵だ・・・?

ホームに向うとすでに電車が到着しており二人は走って電車に駆け込んだ。休日のためか電車内には乗客が多数おり、席に座ることができなかったため二人は手すりに捕まることにした。
天城から遠坂までの区間はたったの4つではあるが、駅一つ一つの間が長いためしばらくは電車に揺られていくことになる。そのため電車内ではやることがない。そんな中で智晴がボーっとしていると、沈黙に耐えられなかったのか成美が声をかけてきた。
「ところで、あきちゃんは遠坂に何しにいくの?」
「友達のところに行くんだよ。」
成美からは行きの電車賃しか借りていないため祖父母の家にでも行くと言ってもかまわなかったのだが、成美が本当の礼乃の祖父母の家を知っている可能性もあったため一番無難なものを答えた。
「そうなんだ。私なんて部活だよぉー。しかも今日大会なんだ、気が重いなぁ。」
成美は肩を落としため息をついた。
そう言われてみれば成美は肩に長い何かを担いでいるようだ。
「それ何?」
智晴が疑問に思い、成美に聞いてみる。
「何ってもちろん弓だよ。あれ、弓道部って言ってなかったっけ?」
「そ、そうだっけ?度忘れ度忘れ。」
智晴は今日何度目か分からない苦笑いをした。
それから二人でぎこちないなりにも他愛無い話を続けた。
そして遠坂に着いて、二人はホームから駅前へと移動した。
「じゃあ私行くから、またねー。」
そう言うと成美は大会の会場へと向おうとするが、それを智晴が呼び止めた。
「あ、ちょっと。」
「何?」
「電車賃貸してくれてありがとう。お金返すの学校でもいいかな?」
そう智晴が聞くと、うん了解と成美は答え再び会場へと向っていった。
その後姿を見送った後智晴も自宅へと足を向けた。
智晴の自宅は遠坂駅から徒歩15分くらいのところにある。本来ならばもう少し時間短縮されるはずなのだが、駅から自宅までは山のように登ったり下ったりといった坂が多い道のりのためどうしても疲労と時間がかかってしまうのである。そのため駅から智晴の家に遊びに来る友人たちには不評なのであった。
そして、少々顔に汗が浮かび疲れが見え始めた頃ようやく自宅に着いた。
しかし、智晴はすぐにインターホンを押さず、寸前のところで止めて、押した際のことを想像してみた。礼乃が出るのならば問題ないのだが母親や妹が出てきた場合後々面倒になることは間違いないだろう。特に妹なんかが出ると彼女だと勘違いされた挙句散々いじられるに決まっている。
智晴があれやこれや思考を巡らせていると不意にガチャという音が聞こえた。
智晴が音のするほうに目をやると自宅から“とても見覚えのある顔”が出てきた。
(・・・・・。)
それをじっと見ているとその“見覚えのある顔”と目が合った。
他人としてだが自分がここに存在している限り自分の身体は当然存在しているに決まっている。しかし思考をするのと現実を目の当たりにするのでは全く印象が違った。
そうすると目の前にいる自分がドアを閉めてから智晴の正面に立った。
「冗談キツイよねこれ。」
智晴の姿をした礼乃が肩をすくめて言った。
「ホントにな。」
礼乃の姿をした智晴が腰に手を当てて言った。
 中身が入れ替わった二人は学校で友達と朝の挨拶をするかのような会話をした。
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*

2008*07*24 Thu
20:01

そろそろ登場人物像を載っけよう

朝食を終えると智晴は出掛ける際に必要な物を取りにリビングから礼乃の部屋へと戻った。
部屋に入ったところで何が必要かを考えるが自分の家に行くだけなので取りあえず財布と携帯だけを持って行くことにした。確か携帯は枕下にあったが財布はどこだろうと探してみると机の上に置いてある長財布がすぐに目に留まった。
携帯は使うことはないにしろここから自分の家が遠ければ電車使うことになるだろう。そのときにお金は必要となってくる。だがもし使っても事後でちゃんと返すつもりだから問題はないだろうと思った。
「よし、行くか。」
智晴は財布と携帯をズボンの後ろのポケットに入れて部屋を出た。
リビングに下りて玄関を向おうとすると礼乃の母親に朝早くからどこへいくのかと尋ねられたが友達のところへ行くと説明したので問題なく玄関に向うことができた。
玄関で靴を履こうとすると案の定どの靴が礼乃のかが分からなかった。だが一つだけ真新しいブーツがあったので悩んだ末それを履いていくことにした。
外に出るとまだ少し肌寒い風が吹いていた。もうすぐで梅雨にさしかかろうという時期なので当然ともいえる。
智晴は最寄の駅へ向いたいのだが、何度も言うようにここは礼乃の地元なので智晴には右も左もわからない状態だった。
だがこうしていても仕方がないので取りあえず当てもなく歩き始めた。

しばらくすると電車が走る音と共に微かだがアナウンスの声が聞こえてきた。どうやら駅の近くまで来ることが出来たららしい。
そう思いながら足を早めていると思いの他早く駅に着くことが出来た。そして智晴はまずここがどこの駅なのかを確認した。どうやらここは天城(あまぎ)という駅で高級住宅街が立ち並ぶ智晴の最寄り駅から4つ先の駅だった。
「意外と近かったな。」
もっと遠いところを想像していたために少し拍子抜けをした。それに料金表を確認したところここからならそんなにお金がかかることもなかった。
それでは切符を買おうと財布を開けたところ、智晴は自分の目を疑った。
お札が樋口さんどころか夏目さんすら一枚も入っていなかった。じゃあ小銭を使おう、と思い小銭入れを開けてみると
「百三十二円だけ・・・かよ。」
これっぽっちでは電車に乗ることはできない。
というか今時の女の子が財布に百三十二円しかいれていないほうが問題である。
お金を取りに帰らなきゃなあ、とため息をつきながら来た道を戻ろうと振り返ったとき不意に誰かとぶつかりそのまま尻餅をついた。
「いってー。」
打った部分をさすりながら唸っていると頭上から
「ごめんごめん、大丈夫?」
と軽い口調であやまられ手を差し出された。
智晴はムスっとした顔でその手をとって立ち上がりズボンについた砂をぱんぱんと払った。そして顔をあげると目の前には聖リィリア女学院の制服を着た少女が苦笑いをしながらそこにいた。
「ごめんねー、まさか倒れるとは思わなくてさ。」
「君誰さ?」
とっさに智晴は思ったことをまんま口にした。直後しまったと毒づいたが目の前の少女は意外な反応をした。
「私だよ石杖成美(いしづえなるみ)!怒らないでよー。いつもみたく成美って呼んでー・・・」
成美は手をバタバタさせながらあわてた様子を見せた。どうやら智晴が怒って成美に対して他人の振りをしていると思っているようだ。
「ところでさ、あきちゃん何してんの?」
「えっと、遠坂(とおさか)まで行きたかったんだけどお金が・・・。」
「えっ、遠坂まで行くの!?奇遇だね、ちょうど私も行くんだ。一緒に行こうよ!」
なぜか成美のテンションがあがり智晴のセリフは途中で遮られた。また遠坂というのは智晴の最寄り駅であり、天城とは違い高級住宅街でないが都心にかぎりなく近いところである。
「いや、お金忘れてきたからさ。」
「大丈夫だよ、お金なら貸してあげるから。」
智晴は少しいぶかったが礼乃の家に引き返すのも面倒だったのでその申し出を受けることにした。どうせ遠坂に行って買い物をするわけでもないため電車賃だけ借りれば問題はないと思ったからだ。
「じゃあ、電車賃だけかしてもらってもいい?」
「もちだよー。ちょっと待っててね。」
そういうと成美は切符を二人分買い、どうぞーと言って渡してくれた。そうして智晴と成美は改札口を抜け電車に乗るためホームへと向った。
*

2008*07*20 Sun
09:53

期待には添えそうにない・・・それが電撃小説だからだ。

とはいえ智晴は生まれてこの方男として生活してきたわけである。パジャマを脱いで着替えようとした時はいろんな意味でめまいがした。あるものはないしないものがあるわけである。もちろん興味はないわけがない。少しだけなら触ってもかまわないだろうかという考えが頭の中を駆け巡り甘い誘惑が智晴を襲う。しかし、今はそれどころではない早く着替えて出かけなければいけない。と自分に何回も言い聞かせ自制を利かせていた。
ようやく少し落ち着いたところでタンスに向かい服を選ぼうと引き出しを開ける。
「・・・・なるほど。」
智晴は自分の額に脂汗が滲んでいくのを感じ取った。
引き出しの中には下着が入っていた。女物の服を着ることはよしとしてもこれにだけはどうしても抵抗があった。
だが、よくよく考えてみると今現在“下”は穿いている状況にある。それすらも抵抗があったが人としての最低限のたしなみにあるためそれは妥協した。
そうなると上も着けるべきなのかどうかを葛藤していたときだった。
ドアの向こうからノックと共に声がかけられた。
裸の状態でいるのはまずいと思い、とりあえず服だけでも着ようともう一つ下の引き出しを開けそこから青い花柄のシャツワンピースを取り出し慌てて着た。
そのすぐあとガチャッとドアが開き、一人のきれいな女性が部屋に入ってきた。
「あら、着替え中だったの。」
「う、うん。」
平常心を装いなおかつ礼乃がしていそうな振る舞いを心がけた。
「起きているなら返事くらいしなさいね。朝ご飯できていますからすぐに着替えて下りていらっしゃい。」
「う、うん。」
さっきと同じ返事をした。礼乃のような振る舞いをする、といっても実際智晴は礼乃と昨日会ったばかりで彼女のことはなにも知らないのだ。
そして、きれいな女性は智晴の返事を聞くと部屋から出て行き扉を閉めた。
その姿を見送ってから智晴はタンスの引き出しをいくつか開け、そこでハーフパンツを発見しそれを穿いてから一応服装のバランスが合っているかどうか鏡で確認しておいた。
「よし。」
女の子の服装はあまり詳しいほうではないがまぁまぁこんなもんだろうといった感じになっていた。
そして朝ごはんを食べようと部屋を出る。すると部屋を出た先に階段があった。どうやら礼乃の部屋は二階だったようだ。そんなことを思いつつ階段を下りた。するとそこには自分のうちとは比べ物にならない広さのリビングがあった。驚きと関心の目でリビングを見ながら突っ立っていると横からさきほどのきれいな女性がやってきた。
 「そんなところで立っていないで早く朝ごはん食べなさいね。お父さんも待ってるわよ。」
 智晴は頷きリビングの右のほうにあるテーブルへと向う。そこには新聞を読んでいるためうまく確認できないがやはりかっこいいと思われる男性が座っていた。話の内容からしてこの人が礼乃の父親である。するときれいな女性は母親か。お姉さんかと思った。
 智晴が礼乃のお父さんの向かい側に座ると新聞をめくりながらおはよう、と言われた。智晴もそれに返すようにおはようと答えた。どうやら疑われてはいないようだ。
 「それではいただきましょうか。」
 と、礼乃の母親が大きなお盆で三人分の食事を運んできた。智晴も立ち上がり運んできた食事を並べるのを手伝う。食器の中をみるとトーストにサラダ、スクランブルエッグ、コーヒーといかにも休日の朝食といった感じだった。
 全て並べ終えると席に座り、多少の会話とともに食事が始まった。
お金持ちというからどんな食卓かと思っていたが自分のところと何の変わりもない普通の食卓ということが分かり、少し安心した。
*

2008*07*13 Sun
17:28

うざい主人公は好きですか?僕はツンデレのヒロインが好きです(笑)いや嘘なん・・・

~~~♪~~~♪
どこかからか耳障りな音楽が聞こえてくる。眠い目を頑張って少し開けてみるとカーテンの向こうから日が差していた。
「もう朝かあ・・・」
とりあえず耳障りな音楽を消そうと音源を捜してみると、枕元のある携帯から流れているようだった。
智晴はそれを消し、起きようとしたが今日は土曜であることに気がついた。
「もうちょっと寝れるじゃん・・・」
何故せっかくの休日なに朝から起きければいけないのだろうか、昼近くまで寝ていても罰は当たらないだろうと思いもう一回寝ようと目を閉じたときだった。
~~~♪~~~♪
再び携帯から音楽が鳴り出した。どうやらスヌーズ機能に設定していたようである。そのためすっかり目が覚めてしまったので仕方なく起きることにした。
しかし、そのとき重要なことに気がついた。
どうして携帯のアラームが鳴る?僕の携帯は昨日壊れたはずなのに。そもそも僕は携帯のアラームなんて使わない。僕はやかましい目覚まし時計しか使わないはずだ。それなのにどうして・・・
そんな疑問を抱きながら部屋を見回していると、タンスの上に可愛いヌイグルミがあったり、化粧をするためのドレッサーがあったりした。しかも今寝ている布団はピンクときた。どう見ても女の子の部屋であり、とうてい自分の部屋とは思えなかった。
「どうなってんだよ・・・」
智晴は昨日までいた自分の部屋とはかけ離れた状況になっていることに困惑して呻き声をあげた。
そのとき妙な違和感を感じた。しかし、今はただ自分の声を出しただけである。呻き声だったせいか多少低くなってはいるが自分の声を聞き間違えるはずがない。
だが今の智晴は違った。
智晴が聞いた自分の声は異様に“高かった”。
自分が聞く声と他人が聞く自分の声は異なるものだがそんなものではない。明らかに男の変声期後の声ではなく女性の高く透き通った声を智晴は確かに聞いた。
そして、恐る恐る部屋にあったドレッサーの前に立ってみる。するとそこには毎日見て見飽きた自分の顔、姿ではなく昨日会った可愛いい顔立ちをしており、立ち姿だけで優雅さを感じる“冬馬礼乃の姿がそこにはあった”。
“まさか一晩経ったら、なんてことはきっとないはずだ。”
そんなことはあった・・・
これがペナルティーなのだろうか。いや、そうとしか考えられない。
だが、考えれば考えるほどに頭の中が混乱してくる。智晴は髪の毛をかき回しながら頭を上下左右に振り回した。
すると不意にあることを思いついた。
もし智晴と礼乃が入れ替わったとしたならば礼乃はどうなっているのだろうか。おそらく奈槻家に智晴の姿形でいるだろう。
智晴はそう考え、家へ向う準備を始めた。
*

2008*07*09 Wed
22:49

あきの と あけのって似てね? 

家に着き、ただいまと言ってから僕はすぐ二階にある自分の部屋に行き制服を着替えにいった。しばらくすると下からご飯ができたと妹に呼ばれた。そして僕が食卓につくなり母親に怪我のことを尋ねられた。まあ体中、しかも顔まで擦りむいているのだから不思議に思うだろう。僕は本当のことをいちいち説明するのが面倒くさかったので体育の授業でやった走り幅跳びの際に盛大にこけたと説明した。僕は妹が二人いるのだが二人は揃って僕にドジとか運動音痴とか言ってきやがった。言ったことは嘘だが非常にくやしい。
そんな気持ちを抱きつつも智晴は早くその場から逃げ出そうと颯爽と食事を済まし部屋に向った。
そして部屋に戻り、即座に鞄の中から紫色をした一冊の本を取り出した。
実は朝、蓮と話してからこの本のことが気になってしょうがなかったのだが、もしものことを考えてその衝動を気力で抑えていたのだった。
パラパラと本を開いてみると礼乃の言ったとおり何も書かれていない真っ白の状態だった。これでは本というよりただのノートである。
しかし念のためしっかりと一ページずつめくっていき何か書かれていないか確認をしてみたが案の定全ページ白紙だった。
だが、一番最後の部分に何か書かれているのを発見した。
「ん、この本のルール?」
そこにはこの本のルールについての説明と注意事項が書かれていた。
DEA○H NO○Eかよ・・・
そんな突っ込みを心のなかでしながらルールを読んでみた。
Ⅰ、最初のページに自分の名前を必ず書き込む。
Ⅱ、この本を相手に渡す際、心の中で相手の名前を三回唱えなければならない。
Ⅲ、この本を読ます相手は異性でなければならない。
Ⅳ、この本には決められたこと以外何も書き込んではならない。
もし、上記の内容のルールを破った場合・・・
「ルール少な!!っていうか破った場合どうなるんだよ!!あいまいだな、おい!!」
あまりにも自分の想像と違っていたためこの本に向かって思いっきり力いっぱい突っ込んでいた。しかも手までついて・・・
その直後、後ろの壁がドンドンと叩かれ、うるさいーという声が聞こえてきた。どうやら妹からの苦情らしいが無視することにした。
しかし、書かれているルールを守り、この何も書かれてない本を読ませたところでどうやって相手の気持ちが分かるのだろうか。自動的に相手の気持ちがページに書かれるとでもいうのだろか。そんな非科学的な話がありえるはずがない。本当にどうなるのだろうか、とても心配である。しかし、この簡単なルールさえ守れば蓮の気持ちが分かるかもしれないので少しドキドキしている部分もある。そう、このルールさえ守れば。
「ん・・・?」
何か重要なことを忘れているような気がする。何で僕はこの本が真っ白で何もかかれていないということ知っていたのだろうか。謎の占い師からこの本を手渡されてから今までこの本の中身は見ていないはずなのに・・・
「あーーーーーーーーーー!!!!!」
外にまで聞こえているんじゃないかと思うほどの大声で叫ぶと再び後ろの壁から、さっきよりも強くドンドン叩く音が聞こえ、うーるーさーいー!!と妹の声が聞こえてきた。
だが、今はそんなことを気にしている暇は一秒たりともない。自分に危機が迫っているのだ。そう、智晴は思いっきり初めからルールを破った。アクシデントとはいえ礼乃にこの本を読まれて(というより見られて)しまった、それは完全にルール違反である。
しかし、ルールを犯してからだいぶ時間が経過しているが依然として智晴にペナルティーが課せられる気配はなかった。
「あ、もしかしてあれはカウントに入ってなかったのかも。うん、きっとそうだな。」
無理やりポジティブ・・・
ペナルティーがないという保証はどこにもないがある程度の時間が経過して何も起きていないということはそういうこともありえなくはないということになる。だいたい一般的にはルールを破った瞬間にペナルティーが下るものだろう。まさか一晩経ったら、なんてことはきっとないはずだ。
そういう希望を微かに持ちつつ、気分を変えるために風呂に入ることにした。もちろんその前にこの本は引き出しにでも隠しておく。もし妹に見られでもしたら大変だからだ。
だが風呂に入ったところで気分は何も変わらなかった。
そして智晴はこのまま起きていてもどうせブルーな気分が続くだけだと思い、今日はこれで寝むることにした。
智晴が布団に入るや否や、やけに早く睡魔が襲ってきた。どうやら自分では気づいていなかったがかなり疲れていたようだった。だが疲れていても構わない、これで明日になって何も起きければそれで万事解決である。そう考えているうちに意識が朦朧としていきそのうち完全に夢の中へと落ちていった。
*

2008*07*07 Mon
23:39

ちょっと長い・・・

学校で出てから数分ほど歩いた今智晴は商店街前でたたずんでいた。
「人多すぎないか・・・?」
なぜか商店街は人で溢れかえっており、なにやら騒がしい。なぜ普段と比べこんなにも人がいるのかは分からないが家に帰るためにこの商店街を通ることはできそうになかった。
「ここが一番の近道なのになあ。」
やむを得なく商店街から少し離れた裏路地から帰ることにした。その時チラっと商店街の中を伺って見たところどうやらちまたで人気のあるロックバンドがライブを行っているようだった。なんというバンドだったかは思い出せないが確かギタリストは少し有名で名前はハヤテとかいうよく漫画に出てきそうな名前だった気がする。まあ、ロックを聴かない僕にはあまり関係のないことだ。そんなことを他所に僕は裏路地に入っていった。あとはこのまま家を目指すだけなのだが裏路地といっても車がそこそこ通るので多少は気をつけて進まなければならなかった。しかし、このとき僕が注意していたのは前後からくる車だけだった。
もうすぐで裏路地を抜けようとしたとき携帯の着信音が鳴った。そういえば授業中から携帯を鞄の中にしまっていたのをすっかり忘れていた。電話に出ようと鞄を開けたとき不意に横からサーという何かが走ってくる音が聞こえた。
「ぇ゛・・・」
気づいたときにはもう遅い、目の前には一台の自転車。避けることは・・・もう無理っぽい。
ガッシャーーーン。
もののみごとに僕は自転車と接触して鞄の中身を撒き散らしながら吹き飛んだ。
車には気をつけていたがまさか横から来た自転車に引かれるとは思いもしなかった。
自転車にぶつかったショックのせいか、意識が朦朧としている。
あれ、お花畑の向こうで誰かが呼んでる気がするよ。
だがその最中で誰かがこっちに駆け寄ってくる足音が聞こえた。
「大丈夫ですか!?私の声聞こえますか!?」
声をかけられたのと同時に肩を捕まれてものすごい勢いで前後に揺さぶられていた。
ケガ人をそんな風に扱うなよ、かなり痛いんですけど・・・。
その痛さのせいか朦朧としていた意識が回復し、僕は目を覚ました。
そこには今にも泣きそうな顔をした女の子いた。ちなみにかわいい。
こんなことを思えるのなら僕は死線を乗り越えることが出来たのだろう。お母さん僕を頑丈な体に生んでくれてありがとう。
「だ、大丈夫。生きてる生きてる。」
僕は目の前の女の子に半笑いで返した。
「よかった。死んじゃったかと思いました・・・」
一応お花畑は見てきましたけどね。
「まあ、突っ立てた僕も悪いわけだからあんまり気にしなくていいよ。ところでさ、もう大丈夫だから手離してもらってもいいかな。」
さっきの揺さぶられた状態で彼女の手は僕の肩をつかんでおり、僕は半分彼女に支えられている状態だった。しかも力が入っているので爪も食い込んでいて痛かった。
「ご、ごめんなさい。」
彼女はぱっと手を離し自分の腰の後ろに隠した。
「あ、あの病院とか行かなくて大丈夫ですか?」
「平気平気、かすり傷と打ち身だけだし問題ないよ。」
普通は怪我が軽くても念のために病院に行ったほうがよいのだが、いかんせん僕は病院が大の苦手であった。どうしても病院=注射というよくないイメージがあるからだ。
「本当に病院行かなくて大丈夫ですか?」
「大丈夫大丈夫。」
こんな会話を数回繰り返していると彼女は半ば諦めたように、わかりましたと言ってすっと立ち上がりそこら中に散乱している僕の荷物を拾い集め始めた。
僕もじっとしているわけにはいかず、とりあえずさっき着信をしていた携帯電話を探したが自分の近くには見つからなかったため携帯も飛ばされたのかと、少し遠くを見てやる。そこで僕は妙なものを目にした。ちなみに僕の携帯の色は青なのだが、僕から少し離れた横倒しになっている自転車の周辺に僕の携帯の色と同じ青い大きかったり小さかったりした壊れた部品のような何かが飛び散っている。それらはどこかで見覚えがあった。あれ、もしかして。
「携帯が死んだ・・・」
どうやら僕の携帯電話はぶつかったとき鞄から落ちそのまま彼女の自転車に踏まれ完膚なきまでに破壊されたようだった。ちなみに彼女の自転車は倒れたときの傷以外は無傷に見える。僕は壊れた携帯元へと向かいせめてmicroSDが無事であるかどうかを確かめた。万が一のためにと思い携帯のmicroSDを取っていたのだ。しかし、それも壊れていたら元も子もないのだが、どうやらこの惨劇の中microSDは奇跡的に無事だったようである。僕はそれを携帯から外し胸ポケットに入れた。
そうこうしている内に僕の荷物を集め終わったのか彼女はこっちに近づいてきてそれらを手渡してくれた。
「はい、これで全部だと思うけど。」
「うん、ありがとう。」
「キミ変わった本持ってるんだね。本なのに何も書いてないなんて面白いね。あ、もしかしてキミがこれで本を作るの?」
まったくもって見当はずれなことを聞かれた。
「いや、違うよ。さすがにそれはないかな。」
「ふーん、そうかあ。月城の生徒だったらそれもありかなって思ったから。」
おや、不思議なことを言われた気がする。
「え、何で僕が月城の生徒だってわかったの?」
そうそう、いい忘れたけど僕の通っている高校は月城学園高等学校という。皆は学校名が長いため月城と略して呼んでいる。ちなみに月城は創立60年ほどのここいらではちょっとした名の知れた進学校である。もっとも創立60年というがこの間新校舎を建てて全生徒をそっちに移し変えたため60年という年月を過ごした旧校舎はすでに取り壊し作業が始まりかけているため歴史が残っているだけである。
「だってキミの鞄月城のじゃない。」
なるほど、それでか。
僕は最近では珍しく学校指定の鞄を使っており、それには学校の校紋が貼り付けてある。おそらく彼女はそれを見て判断したのだろう。
「そういう君も、えっと・・・」
「あ、自己紹介がまだだったね。私の名前は礼乃、冬馬礼乃(とうまあきの)だよ。よろしくね。」
明乃が手を差し出してきた。
「あ、僕は奈槻智晴。こちらこそよろしく。」僕はそういうとその手を握り返した。
事故を起こした仲での握手というのも変な話である。しかも見知らぬ女の子との握手というのは少々気恥ずかしいものであったりもする。そしてお互いに手を離してから話を元に戻した。
「冬馬さんはあの聖リィシア学院だよね。」
「うん、そうだよ。やっぱり分かる?」
「まあね、その制服とか有名だしね。」というか口調はともかく如何にもお嬢様、という雰囲気をかもし出していることは口にしないことにした。そして一つ勘違いしてもらうのは困るのは僕が男なのにもかかわらず冬馬さんの制服を知っていたことである。僕が女の子の制服に詳しいわけではなく聖リィシア学院の制服が有名だから知っていたのである。聖リィシア学院というのは僕が住んでいる県で一番のお嬢様学校(もちろん女子高)で僕の学校よりも進学校であり、さらにプロスケーターや芸能人、著名人などが世に出ていることも少なくなく、在校生であってもテレビに出たりすることがあるため学校の名前はもちろん制服であっても有名なのである。
冬馬さんは、あははと少し照れくさそうに笑っていた。しかし、急に何かに気づいたように表情を曇らせた。
「ねえ、それって・・・。」
僕の手の方を指差してきた。どうやら僕の手からはみ出している壊れた携帯に気づいたらしい。
「うん、どうやら壊れちゃったみたい。」
しょうがないさ、と僕は肩をすくめて見せた。だが冬馬さんはそれをどう取ったのか真剣な面持ちになっていた。
「ごめんなさい。明日にでも携帯弁償するから・・・」と言うと真剣な面持ちから少々泣きそうな表情へと変化していった。声も若干涙声になりつつある。どうやら彼女にとって携帯というものは計り知れないほど大切なものであるようだった。
だが僕はその申し出を断った。それは今の携帯が壊れてきていたため近々新しい携帯に変えようと思っていたからだった。それでも彼女は食い下がらなかったが、携帯を変えるのにいい理由にもなったと説明すると少し僕の気持ちを理解してくれたようで軽く頷いてもう一度ごめんなさいと謝り頭を下げた。
そうこうしているうちに日が暮れてきた。このままだと真っ暗になってしまうので僕らは帰ることにした。帰り際に冬馬さんは家まで送るという申し出をしてくれたのだがさすがに暗い道を女の子一人で帰すのは心もとないといって丁重にお断りした。本当は女の子に家まで送ってもらうことが恥ずかしかっただけなのだが、そんなこと言えるわけがない。さり気に僕は見栄っ張りなんだな、と思う。
そして僕は冬馬さんにじゃ、と言って帰ろうとしたが「ちょっと待って。」と呼び止められた。何かと思い見てみると冬馬さんはなにやらポケットから取り出したペンでメモ長になにかを書き込んでおり、はいと言って、僕に差し出してきた。その紙を見てみるとどうやらそれは彼女の住所と携帯の電話番号だった。
「もし何かあったら電話してね。」
「うん、ありがとう。」
そう言うと今度は本当にお互いに家路についた。
*

2008*07*05 Sat
00:44

ちょっとキリが悪いかも。

キーンコーンカーンコーン
学校のチャイムが高らかに鳴り朝のHRが始まることを知らせていた。チャイムが鳴り終わるのが先かいなや2-Fの教室のドアが勢いよく開いた。さっきまで大きく談笑の声が聞こえていたのだがこの瞬間だけ少し声がおさまりクラスの半分くらいの生徒がドアの方に目をやった。そこには息を切らしてドアに手をついている少年が二人いた。そう、奈槻智晴と新居秀吾である。
「「ま、間に合ったぁ・・・」」
二人は息も絶え絶えながら安堵の声を出し、ふらふらになりながらも自分たちの席に向かった。
智晴が自分の机に座り、そのまま机に上に腕を組みうな垂れていると隣の席から声をかけられた。
「今日はずいぶんと遅いのね。」
智晴は少しだけ顔を横に向けるとそこには4人ほどの女子生徒がおりその中の一人セミロングの黒髪を肩の辺りで揃えた可愛らしい顔立ちの女子生徒が智晴に向いて座っていた。談笑をしていたのだが智晴が来たので声をかけたようだった。
「ちょっとミステリーな人物に会ってね。喋ってたんだよ。」
智晴はゆっくりと体を起こして少し緊張したような口調で答えた。
彼女は明野蓮(あけのれん)といい隣のクラスに在籍している、また智晴の中学からの同級生で思い人でもある。しかし智晴にはアプローチをする決心がつかず常に遠い存在であった。だがその蓮に声をかけられたのだ、内心は飛び上がるほどに嬉しい気持ちでいっぱいだった。
「ミステリー?朝から?」
蓮は少し顔をしかめながらあごに手を当てて何かを考え始めた。そしてすぐ何かを思いついたように両手をパンッと叩いた。
「そうか。智晴君もとうとうボケが始まったんだね。」
笑顔でひどいことを言われた・・・。冗談で言っているのは分かりきっているのだが好きな子に言われたときのダメージは計り知れない。
智晴が言葉を返そうと口を開きかけたときガララ、と教室の扉が開き担任が入ってきた。
「HRはじめるぞ、席に着けー。」
その声で智晴と蓮の会話はやむなく中断された。
「え、もうそんな時間?早く教室に戻らなきゃ、またね。」
どうやら話しに夢中でチャイムの音が聞こえてなかったらしく蓮は急いで教室へ戻っていった。
「あ・・・。」
蓮の行動の早さについていけず智晴は何も言葉を返すことが出来なかった。だが多少なりとも会話をすることが出来たのだ。関係は一歩進展したと言えるだろう。そんなことを考えているとふと担任やクラス中の皆に見られていることに気がついた。
「奈槻、もういいか?」
担任からそのような言葉をかけられた。状況を確認してみるとどうにも恥ずかしいことになっている。僕は知らず知らずのうちに立ち上がり小さくガッツポーズをしていたのだ。そりゃあクラス中の視線を集めるわけだ。HR中に一人だけそんなことしていたら傍から見なくても変な奴だろう。
僕は赤面しながら(顔が熱かったからたぶんしていたのだろう)うつむき加減でゆっくりと席に座った。
そして、HRが終わり一時間目の授業が始まろうとしていたが智晴は蓮と話せた嬉しさのあまり教科書も出さずに授業に臨んだ。一時間目もさながら午前の授業全て内容はロクに頭に入ってこなかったもちろんノートも取っていない。どんだけ嬉しかったのだろうか。まぁ、問題を当てられなかったことがせめてもの救いだった。仮に当てられたとしてもまったく見当はずれなことを答える可能性が高かっただろう。そんな幸運もありながら午前の授業は無事に終了した。
そして智晴は昼食を食べ頭の中を少しリフレッシュさせ、気合を入れなおして午後の授業の準備をしようと鞄の中を空け覗き込んだときふと一冊の紫色の本が目に入った。そう、それは朝の奇妙な占い師からもらった本だった。この本を好きな相手に読ませると自然に相手の気持ちが分かるそうだが一体どんな風にわかるのだろう、それにもしかしたら読ませ方にも色々と手順が必要なのかもしれない。そう考え、すぐには行動に起こさずまず家に帰ってじっくりとこの本を調べてみようと決めた、そして次の授業の教科書を引っ張り上げて鞄を閉じた。
だが気合を入れなおしたにもかかわらずあの本を見てしまったがため午後の授業もほとんど蓮の事を考えて過ごした。そしてやっぱりノートは取らなかった。
そして授業が終わり、帰りのHRが終わり、放課後になった。
帰り際の校門付近で智晴は秀吾に会い一緒に帰らないかと声をかけた。しかし秀吾は少し用があるとかなんとか言ってそそくさく校門を出て行った。どうも様子がおかしかったが別に秀吾のことなので気にもかけず、仕方ないから一人で帰ろうと校門を後にした。 *

2008*07*03 Thu
23:11

CHANGE THE MIND

第1章 願えば叶う・・・はずだった?

普段と何も変わらない朝の登校時間、ふと誰かに声をかけられた気がして奈槻智晴(なつきともはる)は辺りを見回した。
(・・・ん?)
辺りには登校途中の生徒や通勤途中のサラリーマンなどが歩いているが智晴に声をかけたような素振りを見せた人はいなかった。
気のせいかと思い再び歩き出そうと一歩踏み出した。そのとき。
「そこのあなた。」
今度は後ろから声をかけられた。振り返るとさっき通ったときにはなにもなかったはずの道の端に奇妙な紫のマントのようなものを着てフードを深々と被っており、しかも手には水晶玉といういかにも胡散臭そうな占い師だった。
無視しようと思っていたのだが何故か気になって智晴はおそるおそるその占い師に近づき声をかけた。
「あの~、もしかして僕に声かけました?」
占い師は智晴が声をかけてくるのがわかっていたかのようにすぐ返答をした。
 「ええ、そうです。突然ですがあなたの願いを叶えて差し上げようと思いましてね。」
智晴は困惑しながらも願いを口にしようとしたが、占い師というものは怪しすぎる。もしかしたら悪徳商法かもしれないし、返答にこじつけ怪しげな超高価な壷やらを売られてしまうかもしれないという考えが頭を旋回した。
そうやって智晴が考えを巡らせていると
「大丈夫ですよ。あなたの考えているようなことはないですから。」
こっちからはフードに隠れて見えないがおそらく笑顔を浮かべながら言っているのだろう。少し口調が明るい。
(・・・っていうか今僕の心の中読んだ!? ほんとはすごい人なんだろうか。 でもなぁ・・・)
簡単に信用するわけにはいかない。大丈夫、なんていうやつに限って危険な臭いを漂わせているからだ。
しかし、いつまでもそうやって疑っていてもきりがないし、それに今は登校をしている最中だ。こうやっているうちにも時間は過ぎているので遅刻してしまう恐れもある。そのため智晴は覚悟を決めて占い師の問いに答えた。
「えっと・・・じゃあ今好きな女の子の気持ちを知りたい、かな。」
「好きな子の気持ちですか。ふむ。」
占い師は少し考えたように黙り込みやがて懐から一冊の紫色の薄い本を取り出した。
「この本を好きな相手に読ませてみてください。そうすると自然に気持ちがわかるようになりますよ。」
智晴は本を受け取り鞄にしまおうとしたときだった。
「おーい、何やってんだ智晴!!遅刻するぞー!!」
反対側の歩道から大声で呼ばれたので振り返ってみるとそこにはクラスメイトの新居秀吾(あらいしゅうご)が口にメガホンのように手を当てて立っていた。
その声を聞いて自分の携帯電話の時計を見ているとすでに8時20分だった。HR開始まであと10分しかない。
「分かった!!すぐ行くから先に行っててくれ!!」
秀吾に叫び返してもう一度本についての詳しいことを後ろにいる占い師に聞こうと振り返ったがそこには誰もいなかった。
「あれ・・・消えた・・・?」
唖然として突っ立っていると後ろから秀吾に肩をつかまれ体を揺らされた。
「だーかーら、遅刻するってば。」
「なぁ、ここに変な占い師いなかったか?」
「ん?何言ってんのお前が一人で突っ立ってたようしか見えなかったぞ。」
秀吾から予想外の言葉が返ってきた愕然とした。
ではさっきまで自分は誰と話していたんだろう。もし秀吾の言うとおりであったならこの鞄の中にある本はなんなのか。わからない事だらけだった。
「お前さぁ、マジで置いてくよ?」
秀吾の声でハッと現実に引き戻された。
「あ、あぁ。行こうぜ。」
取りあえず考えることを止め学校へ急ぐことにした。考え事は学校に着いてからでも遅くはない。それに一応自分の願いとやらは叶えてもらったわけだし。あとはこの本がどのようなものかを調べて使ってみるだけだ。
だが、その行動が後にあのようなありえない非現実的なことを引き起こすとは今はまだ知る由もなかった。
*

2008*07*03 Thu
18:49

あらすじ

さぁ、始まりました。

題名は「CHANGE THE MIND」

不定期更新、もしくは週何回かになるのでどうしても読みたい場合はメッチャ催促してちょ。

では↓からあらすじ!!



ある日の朝、僕は奇妙な占い師と出会った。
「君の願いを一つ叶えて差し上げましょう。」
そう言われ僕は一冊の本を受け取り、手に入れてしまった。
この本が僕、奈槻智晴(なつきともはる)の人生最大であろう
苦難、嬉々、ミステリーを引き起こすとは露も知らずに。
僕はただ普通の生活を送っていたかっただけなのに、なぜ
こんなことが起きてしまったんだ!!
雨宮翼の新感覚(嘘)ノベルズ発売!!(してません)


しかもあらすじ意味不明!!!!! *
本日のオタク名言
何を信じてるかって?
自分を信じるしかないよね

Charlotte

by 西森柚咲
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プロフィール

雨宮 翼

Author:雨宮 翼
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Age: 管理局の白い悪魔よりは上

Birthday: 12月28日

Work: 魔法使いの宅急便

My boom: ギャグ漫画探し

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