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2010*12*21 Tue
00:19

SS「星に願いを」

 世界はつまらないほどに美しい。
 こうして高層ビルの屋上から街を眺めるだけでそう思う。
 街頭や車のライトがイルミネーションのように、光り輝いている。
 そこでしか輝けない光。そこに縛られるようにある光。
 そんなことをふと考えてしまったのは偶然。
 ただ、この夜景が目に映ったからに他ならない。
 僕はつまらない日常を払拭するためここに来た。
 毎日同じこと繰り返し、やりたくもないことを続ける日常から自信を解放するために。
 自由への憧れ、自由の渇望。
 世界が持つ囲いの外へと、抜けだす方法を日々思考し続けた人生の終着点。
 その答えが今現在ここにある。
 一番簡単に誰もが思いつく方法。
 そして、最も愚かな行為だと人は言うだろう。
 でも、僕は決めている。
 期待と不安に満ちた胸に手を当ててみるも、心臓はいつもと変わらない速度で鼓動する。
 落ち着き払った自分に苦笑しながら縁に背を向けて、そのまま身体を後ろに倒した。
 何かを踏みしめる感触が足から消え、体から重力が消えたよう錯覚する。

 ああ……、今日は流星群だったのか。
 目の前に広がる星空。そこで渦を巻くように星が流れている。
 一つ、また一つと命を散らすように消えていく。
 そういえば、流れ星が消える前に三回願い事を言えればその願いは叶うんだっけ。
 いつもは無理だけど、これだけ流れていれば出来る気がする。

 ……なら最後に願ってみよう。
 僕はもう一度空を仰いで呟やいた。

 どうか、次の世界の僕に幸あらんことを……。
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雨宮 翼

Author:雨宮 翼
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